今回は e-Storyアプリ「peep(ピープ)」の公式作家である「月桜しおり」さんへのインタビューをまとめました。

e-Storyクリエイター #peep#チャット小説 公式作家【異常死体解剖ファイル/他】【電子書籍:異常死体/艶祟り/地下室の花婿/タダ君】【漫画化:異常死体解剖ファイル】その他短編多数掲載 #comico 【血だまりの少女/他】 #カクヨム 【人こそ芸術】ヘッダー (本人Twitterより引用)
【peep内公開 代表作】
- 異常死体解剖ファイル(完結)
- 堕天使のカルテ
- 推しのためなら殺せる(完結)
- 【入社3年目】上司を山に埋めました(完結) and more…

彼女のことを知らない方は先に前回の投稿をご覧ください!
略歴

しおりさんの略歴を教えてください。

アマチュア作家時代からpeep公式作家になるまでの流れを簡単に!
- 小説からスタート(某アイドルの逆ハーレム恋愛もの) → 後に飽きてサスペンス・グロ要素追加
- ホラーを中心に恋愛も書いていた。
- 「野いちご」にてホラーを中心に恋愛も書いていた(亜貴人 名義)
- 「comicoチャレンジノベル」にて、ホラー・スリラー・ホラゲ風がメインの小説を書く。
- 「peep」にて、公式作家としてホラー・スリラー・サスペンス・官能ばかりの小説を書いている。
子どもの頃の夢

子どもの頃の夢は?

ファッションモデルでした!
ちなみに、しおりさんのTwitterアカウントは「@Model_kibunn」。

「Model_kibunn ⇒ モデル気分」ですね!
カラコンのモニターを務めていたこともあり、今より若いしおりさんのご尊顔を拝することができます。

興味がある方は探してみてください。
作家を目指したきっかけ

作家を目指したきっかけは?

小説を読み漁る中で「自分も書いてみよう」から、ぼんやりと「小説家になりたい」と思っていました。
そんな中で私の大好きな大石圭先生の「湘南人肉医」を読んで「こんな話を書く小説家になりたい」という淡い思いが明確な夢になりました。
高校生の時は「小説家になりたいから」と就職せずにバイトしながら毎日書いてました。
インタビューDMより
小説はいつから

小説はいつから書き始めたんですか?

中学1年生なので13歳くらいです。
それまで国語の教科書を読むことすら嫌いで、中学生になるまで本なんて読むことはなかったんですけど、朝読書という「10分間絶対に本を読まなくてはいけない時間」がありまして、仕方なく読んでいる内に面白さに気付いて小説に沼ってました。
高校生の時は「小説家になりたいから」と就職せずにバイトしながら毎日書いてました。
インタビューDMより

朝読書って、けっこう多くの学校で取り入られてるようですね。

小説が面白いと気付かせてくれたのは「夏の庭」でした。

「夏の庭」は私も読みました! とてもおススメです!
peepさんから声がかかった時の心境

peepさんから声がかかった時、どんな心境でした?

新規プロジェクトでリリース前のアプリだったため、お金が振り込まれるまで半信半疑でした(笑)
もちろん一生懸命書いていましたし、すっごくすっごく嬉しかったですよ!!
単純に22歳という若さで世の中を知らなかったので疑ってしまっていただけです(笑)
公式作家へと導いてくれたのは「血だまりの少女」でした。
インタビューDMより
「グロテスク」についての想い

しおりさんはグロを得意としてますが、「グロテスク」についての想いを聞かせてください。

正解がないから、想像力でどうにでもできる表現のひとつだと思ってます。
ある程度人体についての知識があれば「こんな風にはならない」と思うかもしれないけど、演出として派手にもできるし、地味に書けばリアリティがあるし、食べれば想像の域を出ないからこそ魅力的だし、いいところばかり。
一般的な人なら経験しないものなので、自由度が高いんですよ。
インタビューDMより

peepではコンプラがあるので抑え気味で書いてます。
私が得意なのは1番得意なのは解体と食人です。
前科持ちだと言われるのは褒め言葉として受け取っています(笑)
インタビューDMより

などと述べており……
1日のスケジュール(執筆活動時)
- 7:00起床
旦那さんのお弁当と朝ごはん用意。洗濯機稼働。
- 8:00家事
洗濯物干し、朝ごはん、YouTube視聴。夢小説読み漁り、腐漫画読み漁り。
- 9:00執筆活動①
紙に執筆 or 執筆したものを修正しながら打ち込み(時間の無駄だけど未だに紙に書くほうが捗る、とのこと)。企画書作成。
- 12:00昼食
YouTube見ながら昼食。夢小説読み漁り。体調によっては昼寝。
- 13:00~17:00執筆活動②
あれば、打ち合わせ(約2時間)。打ち合わせ内容を反映させながら企画書・原稿修正、執筆作業。
- 17:00~21:00夕飯準備
YouTube・アニメ見ながら夕飯・お弁当のおかず作り。帰宅した旦那さんとご飯。洗い物、お風呂、休憩。
- 21:00~執筆活動③
急ぎの案件であれば作業再開。急ぎでなければゆるゆると何かしら作業(カクヨム用に素人時代の作品修正など)。そのまま徹夜することもある。
- 23:00就寝準備
ベッドには入るけど寝ない。ひたすら夢小説と腐漫画。
- 2:00就寝

急ぎの仕事がなければ午前中はほぼ仕事しないですが、その分 夜やることが多いです。

私と同じ夜行性のようです。
休日

お休みの日は何をしてるんですか?

特別何をするでもないんですよね、趣味もないので、推しを見てることくらい。
昼前に起きて洗濯機回してる間に昼食、洗濯物干したら化粧して食材の買い出し。
その後何もなければ家でゴロゴロ……。 (中略)
引きこもりというかインドアなので、休みだからどこかへ行こうという思考回路は持ち合わせていません。
遊びは誘われない限り行かないし、用がなければ家から出ません(笑)
推しの収益になるようYouTube見てますよ。あとグッズ買ったり。
インタビューDMより

4月にイベントあるんですけど、チケット外れたのでガン萎えしてます(泣)

私とほぼほぼ同じ過ごし方でした!
推しのチケット外れて萎えるところなど、意外と女の子してます(←失礼)
書く時に気をつけていること

小説を書く時に気をつけてることとかルーティンってありますか?

とりあえずまずコーヒーを淹れて、チョコ系のお菓子を傍らに置いておきます。
お供が用意できてから、企画書に書き込まれた担当さんのコメントに注意して執筆してます。
「状況・心境・性格」に気をつけながら、キャラのセリフを当てはめてます。
作品にもよるんですけど、私の性格上、殺〇に意欲的なキャラになるほど簡単で、消極的な(キャラ)ほど手こずります。
インタビューDMより

直近の作品だと消極的だったので大変でした(笑)
ルーティン……紙に1~10話書いて、それをシート上に修正しながら打ち込んでいく流れになってます。
パソコンで直接執筆すると1日で1.5話くらいしか書けないんですけど、紙だと3話は余裕で書けますね。
インタビューDMより

パソコンでもそのスピードで書ければ良いんですけど、こんな二度手間してても執筆スピードは担当さんのお墨付きです。
作家としての喜びと苦悩

作家としての喜びは?

アマプロ関係なく、読んでくれた人からの反応が1番嬉しいですね。
面白い、続きが気になる、リアルだ、前科持ち?、食べたことある?……なんてコメントがあると「ふふふ」と思わず笑ってしまいます。
プロとして言うなら、印税など収入があることや、コミカライズ化などノベルの領域を飛び出したことですかね。
紙媒体になるのが夢です!
インタビューDMより

では、作家としての苦悩は何かありますか?

昔と違って、思い思いに書けないところですかね……
仕事として執筆する立場になったので、作品を「当てる」ことを前提に打ち合わせが進みますから、自分のやりたい企画が100%通るわけではないんです。
コンプラのせいで昔のようなグロは書けないし、濃厚な官能も難しいです。
「もう少し抑え気味でお願いします」と何度言われたことか……。(笑)
修正に修正を重ねて、ときには没になって一からやり直しになることもあります。
面白い企画だと思って提出しても、ダメになると凹みますね。
インタビューDMより

また人食べる話を書きたいです……。
視世陽木について

私についても聞いてみました。

とても長い付き合いになります。
出逢いはcomicoで、当時私は高校生でした。
最初はお互いの作品を読み合い、感想を書き込むような関係で、陽木さんはかなり人気が高かったので熱心な読者様も多く、すごく羨ましいと思っていました。
陽木さんが私の作品を紹介すれば、陽木さんの読者様が読みに来てくれる……素敵な流れのおかげでじわじわ私の閲覧者数や読者様も増えていきました。
インタビューDMより

プチ自慢ですが、comicoのアマチュアホラー作品ランキングでは常に上位に君臨してました。
Twitterでの絡み、不定期に行っていたコラボツイキャス、DMでの心境報告など。
かなり仲良くさせてもらっていて、結婚報告も家族友人の次に連絡していました。
こんなに親密なのにLINEも電話番号も個人アドレスも何も知らない私たちはとても健全なお付き合いをさせていただいております(笑)
食の好み、好きな本、興味のあるモノ、求めている知識……旦那さんより私のことをよく知っているのは陽木さんですね(笑)
インタビューDMより

今はMisepediaとして大活躍!
なんでこうも私の求める情報を知っているのかいつも不思議に思っていますが「陽木さんに聞けば解決するだろう」といつも頼りにしております♡
インタビューDMより

旦那さんより私のことをよく知っている発言は、嬉しい反面、「人妻なんだから!」と思わず笑っちゃいました!
皆様へ挨拶

最後に、記事を見てくださった皆様へ挨拶をお願いします!

こんにちは、月桜しおりです。
最後までインタビュー記事を読んでいただいてありがとうございます。
初めてのインタビューだったので、楽しくってつい色々書いてしまいました!
本当は一言、二言で良かったらしいのですが……(笑)
長い夢だった小説家になって6年目になりました。正直、こんなに長く続けられるとは思いませんでしたが、今でも小説が書けるのは私の作品を面白いといって読んでくださり、電子書籍を購入してくれる1人1人の読者様のおかげです。本当にありがとうございます!
今の目標は自分の作品のドラマ化や、CVがつくことです。私が頑張るだけじゃその目標は達成できないので、これからも応援してくださると嬉しいです!
もっと欲を言うと、私の作品を気に入った方はアプリにコメントしたり、Twitterに感想をリプしてくれると励みになります。よろしくお願い致します。
インタビューDMより

最後に少しだけ宣伝を。
今はpeepで連載・読み切り作品を公開しております。
直近の作品だと、『推しのためなら〇せる』『【入社3年目】上司を山に埋めました』『堕天使のカルテ』『余命1ヶ月家族の復讐』など色々ありますので、気になるものがあれば読みに来てください。
最近はカクヨムで過去作品を軽く修正して投稿しています。
『人こそ芸術』は完結まで投稿していて、今は『心霊写真』を投稿中です。
注意事項としては私の作品は必ずと言っていいほど、人が〇にます。
特にカクヨムは自由に書いていたものなので、グロ注意です!
インタビューDMより
まとめ
月桜しおり特集の第2弾 スペシャルインタビューはいかがでしたか?

お忙しい人なので簡単に回答してもらえれば、ぐらいの気持ちだったのですが、超長文で回答していただきました!!
本来は前回の投稿に一問一答といった形で追加するつもりでしたが、まるまる1本の記事にできるほどのボリュームだったので、個別記事に仕上げました。

まだしおりさんの作品を読んだことがない人は、すぐに読みましょう!
これまでの紙媒体の小説に加え電子書籍という新しい媒体が増えたので、読者も本選びで苦労することが増えました。
新しい小説と出逢いたい人は、1度月桜しおりさんの作品を読んでみてはいかがでしょうか?
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