ホラーのジャンルをざっくり紹介
紹介といいながら、実はホラー映画のジャンルはしっかりと区分されていません(笑)
ホラー映画または恐怖映画は、映画のジャンルの一つ。観る者が恐怖感(英語で言うところのHorror、Fear、Terror等)を味わって楽しむことを想定して制作されているものを広く指す。また、ゾンビ、殺人鬼、幽霊、怪物など、観客に恐怖感を与えるためにホラー映画で用いられる素材・題材を含むものを(それが恐怖感を与えるための物か否かに関わらず)ホラー映画とする場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「~を広く指す。」「~とする場合もある。」という表記があるように、明確な区分はないことがわかります。
サイコホラーやサスペンスホラーという言葉がありますが、サイトによっては「ホラー、サスペンス、サイコはそれぞれ別分類」と紹介されたりもするので、明確な区分はないと言えるでしょう。
私は細かい区分など気にせず、ざっくりと捉えています。
どんな形であれ、恐怖を主題にしているものはホラー
心霊的な恐怖でも、人間にまつわる恐怖でも、モンスターや空想上の生き物による恐怖でも、恐怖を感じさせたい意図があるものがホラーでいいと思います。
映画を見るならAmazonプライム
多くの動画配信サービスが展開されていますが、個人的にはAmazonプライム一択だと思っています。
動画配信サービスの有名どころをざっくりまとめてみました。
サービス名 | 特徴 | 作品数 | 月額料金(税込) | 無料期間 |
Amazonプライムビデオ | ※後ほど解説 | 非公開 | ¥500 | 30日 |
Netflix | オリジナル作品が多い | 非公開 | ¥790~ | なし |
Paravi | TBS系列・テレ東作品特化 | 非公開 | ¥1,017 | なし |
FODプレミアム | フジテレビ系列特化 | 8万本以上 | ¥976 | 2週間 |
ABEMAプレミアム | オリジナル作品が多い | 非公開 | ¥960 | 2週間 |
U-NEXT | 見放題の作品数が1番多い | 24万本以上 | ¥2,189 | 31日 |
Hulu | 日テレ作品+海外ドラマ特化 | 10万本以上 | ¥1,026 | 2週間 |
dTV | ジャンル幅が広い | 12万本以上 | ¥550 | 31日 |
表をまとめる中で、消費者がコスパを考えやすいように全動画配信サービスで作品数は公開してほしいと感じました。
正直、どの動画配信サービスも一長一短です。
作品数が多くても見たい番組や映画がなければ意味がありませんし、契約を続けていく上で月額は無視できない大きな判断要素です。
また、操作感などは実際に使ってみないとわからないため、無料トライアル期間は絶対に必要だと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、次項から作品をおススメしていきます!
1作品目『ラストサマー』
1作品目は『ラストサマー』。
作品分類的にはスリラー映画とされていることが多いです。
1997年の作品で、脚本は『スクリーム』の脚本を担当したケヴィン・ウィリアムソン。
小学校低学年の時にロードショーで観て、恐怖した記憶が鮮明に残ってます。
心霊にまつわるホラー作品ではなく、生きている人間が怖いという『人怖(ヒトコワ)』ジャンルです。
あらすじ
7月4日の夜、ジュリー、ヘレン、バリー、レイの高校生4人は不注意から男性を車ではねてしまう。保身的になり、事件の発覚を恐れた彼らは男性を海に沈め、この事を決して誰にも口外しないと、互いに固く誓いあう。
3週間後、新聞に沖で死体が発見されたことが報じられ、ジュリーは罪の意識に苦しむことになる。
それから1年後、大学に進学したジュリーのもとに「去年の夏、何をしたか知っているぞ」(I know what you did last summer)と書かれた手紙が届き、それ以来、あの日の4人の周囲で “かぎツメの男”が徘徊するようになる…
Wikipediaより引用
ラストサマーと続編である2は見ごたえがあって好きですが、ラストサマー3ではキャストが変更され、続編とはされているものの話のつながりはかなり希薄です。
観るなら1と2だけでいいかもしれません。
過失事故を隠そうとする人間心理や復讐心など、人間の怖さをまざまざと見せつけてくれます。
2作品目『輪廻』
『輪廻』
2作品目は『輪廻』です。
動画配信サービスサイトでは配信がないようでした……。
監督は『呪怨』を筆頭に数々のホラー作品で有名な清水崇監督。主演は女優の優香さんですが、その他のキャストも豪華! 椎名桔平さん、香里奈さん、杉本哲太さん、小栗旬さん、松本まりかさんなど、主役級の人が多数出演してます!
2006年公開の作品ですが、今でもときおり見返してます。
タイトルのとおり、人の生まれ変わり『輪廻転生』を主題とした映画で、キャッチコピーは「ようこそ、前世へ。」
このキャッチコピーにも恐怖した思い出があります。
ネタバレ要素が多いので、あらすじは短めで。
あらすじ
オーディションでこの映画の主役に大抜擢されたのは新人女優・渚だった。だが彼女は、見知らぬ少女の幻覚と赤い屋根のホテルの夢につきまとわれるようになる。
やがて映画のリハーサルがスタートし、怪現象は周囲の人物を巻き込んでエスカレートしていく。そして撮影が佳境に入り、過去のホテルに追い詰められた渚は、あの事件の衝撃的な真実を知ることになる。
Wikipediaより引用
勘の良い人はある事実に先に気づくでしょうが、「あ~、わかっちゃった……」というガッカリ感はなく楽しめるので問題ありません。
今と変わらない美しさの優香さんの、作品最後の場面の迫真の演技。これが1番の見ものかもしれません!!
3作品目『着信アリ』
『着信アリ』
3作品目は『着信アリ』です。
ベタ過ぎるので紹介するか迷ったのですが、紹介せずにいられなかった理由があります。
1作目の主演は柴咲コウさんで、監督はバイオレンスの巨匠とも呼ばれる三池崇史監督。
有名な作品なのであらすじは省略させていただきます。
ぶっちゃけストーリー自体は単調だと思います。
映画評論サイトやレビューを見ても、「設定がやや無理矢理」「演出過多」「展開がダラダラしている」といった低レビューが目立ちます。
意外と知られてないのですが、着信アリの原作は秋元康さんです。
ネットで検索してみると、秋元さんが脚本を手がけるドラマもあまり評判が良くないようです。
しかし、原作者を知った時は「さすがは敏腕プロデューサーだ!」と感心しました。
ベタながらも取り上げた理由は、携帯電話という身近な存在が取り上げられていたからです。秋元さんに先見の明があるのは間違いない、そう思わされました。
作品が公開された2004年当時の携帯電話普及率は、85.1%(内閣府携帯電話調査)。
広く普及はしていたものの、携帯電話を持っていない人も珍しくはなかった時代です。
しかし今では携帯電話の普及率は100%以上、2台持ち3台持ちも珍しくありません。
今の時代にまったく新しい『着信アリ』の映画を作成したら、多大な恐怖と一緒に大流行りするのではないかと思います。
ちなみに着信アリは『着信アリ2』『着信アリ Final』も公開されていますが、この2作については「1作目が流行ったから調子づいて制作した」感が強いです。おすすめはしません。
まとめ
いかがでしたか?
「まだ観たことがないから観てみる!」「わかるわかる!」「観たけどそうでもなかった……」等、様々な意見があると思います。
なぜなら、怖いと思うポイントは人それぞれだからです。
私のようにじっとりとした恐怖を楽しみたい人もいれば、アクションホラーのようにインパクトある恐怖が好きな人もいるでしょう。
ホラーというものは、日常の中の非日常だったり、非日常の中の日常だったりするので、マンネリ化しがちな生活への良いアクセントになるかもしれません。
仕事仕事で疲れている人は、何の気なしに観てみると良い息抜きになるかもしれませんよ!
ご拝読ありがとうございました!!
コメント